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Q4 「散骨と樹木葬は違うのですか?」

記事作成日:2021-07-04

Q4 「散骨と樹木葬は違うのですか?」

 

 A「散骨は遺骨を海などに撒くことで、樹木葬は遺骨を土中に埋葬したり納骨室に収蔵したりすることです」。

 

よく散骨と樹木葬で混同するのは、「樹木の下に遺骨を撒く」のと「樹木の下に遺骨を埋める」の違いです。例えば大きな樹木があって、これをシンボルツリーとするとします。この樹木の根元に遺骨をパウダー状にして撒く場合は「散骨」といいます。「樹木葬」とは、この樹木の下の土の中に遺骨を埋めることを言います。つまり、遺骨の取扱い方がポイントで、「撒いたら散骨」で「埋めたら樹木葬」です。

遺骨を埋めたり、納骨室や納骨堂に納めたりすることについては法律で決められています(『墓地埋葬等に関する法律』)が、これによると樹木葬は墓地という扱いです。一方散骨は法規定がありませんので、実際のところは他人に迷惑を掛けない(公共の福祉に反しない)範囲で行われています。但し、上記の例のように、樹木の下に遺骨を撒くことは現実的ではありません。ある土地に遺骨を撒くときは土地の所有者に承諾を得なければなりませんし、そもそも遺骨を土の上に撒いたら風で飛んだりして他人に迷惑を掛けてしまうかもしれません。実際の散骨は海などの広々としたところで行われています(法律や行政の判断については、詳しく説明しているサイトにお任せします)。

 

もう一つの違いは”その後”です。樹木葬の場合、埋葬した場所に形が残り、散骨では残りません。故人を偲ぶときに手を合わせるためのシンボルの有無という違いです。散骨を選択した場合でも、身近に手を合わせる対象が欲しいときには、遺骨の一部をペンダントなどに納める「手元供養」と併用したり、遺骨の一部を故人が大好きだった海に散骨して、残りはお墓や樹木葬に納めたりすることもあるようです。

 

散骨や樹木葬だけでなく、今は葬送の選択肢は多くあるため、死後について考える事が賢明だと思います。いざという時に望んだ方法を選択できるように、家族でざっくばらんに話をしてみたり、お墓や樹木葬、葬儀や散骨の説明会などに足を運んでみたりするのも良いと思います。

 

泰平寺霊園樹木葬HEALING GARDEN

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